-2018年9月21日2 分石原純が暮らした家6月から取り組んできた、本が出来上がった。名前は『保田震災記 石原純が残した記録』とつけた。石原純は、大正から昭和初期にかけて科学者・歌人・科学ジャーナリストと、多面的な活動した人物で、いずれの仕事も当時の国内では一流の水準だった。石原はヨーロッパでアインシュタインに理論物...
-2018年5月24日1 分道のこと南房総は観光名所どうしがあまり近距離にないせいか、現在観光に来る人はマイカーとかレンタカーを使ってが一番多い。あとは高速バスと鉄道。高速バスは、新宿や東京駅、横浜からの路線があって、40分に一便くらいのペースで出ている。鉄道のJR内房線は一時間に1本のペース。都会から来る人...
-2018年4月25日2 分保田駅のショーウィンドウ保田駅の改札の脇には古びたショーウィンドウがある。細い丸太で骨が組まれ、駅舎の待合室の壁面に作り付けになっていて、側面は薄い漆喰の壁、庇が出ている。なかには1畳分のゴザが敷かれていて、天井は網代網になっている。ショーウィンドウというより飾り棚という風情。素朴でほのかに数寄感...
-2018年4月1日1 分とある小さな桜並木古い観音堂に向かう道。急坂を上ると、尾根沿いに桜並木の道がある。 私がここを訪れたのは今から2年前、保田の地域調査でのことだった。生物学者・小泉丹は、昭和9年にこの場所から保田の景色を眺めていたことを日記に書いている。それがいったいどんな場所なのか実際に見てみようと思っての...
-2018年3月14日2 分また買っちゃったまたひとつ古い写真の絵葉書を買いました。今回買ったのは、保田の海岸で多くの人たちが板子乗りを楽しんでいるもの。 板子乗りは、大正時代や昭和戦前期に広く日本の海岸で一般に楽しまれていたという。確かに古い観光絵葉書には板子乗りに興じる人たちが写るものがあるんですが、それらの大抵...
-2018年3月9日1 分近所の写真集ができあがりました昨年作った身辺郷土史の自作本「保養地保田 きすがうら事典」と「注訳 保田日記」に続いて、幼いころから親しんできた風景たちを集めた写真集を作りました。個人的には 3部作という感覚でいます。タイトルは「NEIGHBORING LIGHT」と名付けました。 #本作り...