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保田文庫の本
松山吟松庵の本.JPEG

​​​『房州・保田を愛した 松山吟松庵という人』(2021年)

​明治時代から大正、昭和初期にかけて活躍した茶道研究家・松山吟松庵という人がいました。保田の吉浜海岸の自然を愛した吟松庵は別荘を構え晩年移住し、茶道研究に取り組みました。本書は吟松庵のご子孫より全面的な協力を頂き、これまで公開されなかった資料を基に保田の郷土史の観点から吟松庵の人物像に迫りました。保田の矜持。

避暑避寒の保養地、別荘地として親しまれた保田の郷土史を調べ、2冊の本にしました。身辺郷土史の自作本たちです。鋸南町中央公民館内の図書室で読むことができます。

 

『注訳 保田日記』(2017年)
慶應義塾大学医学部教授の小泉丹(こいずみまこと)が昭和10年から16年までの間、保田・鱚ヶ浦の別荘でつづった日記に解説をつけたものです。

『保養地 保田きすがうら事典』(2017年)
保田の鱚ヶ浦(きすがうら)は、大正時代以降に学者や実業家らが別荘を構えたところ。地域の高齢者に聞いたり、書籍などで調べて、当時のことをまとめた事典形式の本です。筆者の幼いころからの疑問を近所の高齢者に聞いて回ることから始まりました。

​​​『保田震災記 石原純が残した記録』(2018年)

​大正時代に保田に暮らし始めた科学者歌人・石原純は、保田の街中で関東大震災に遭いました。石原はその時の様子を細かく記し、震災に際した社会批評も述べています。本書はこの文章に解説をつけたものです。石原純の令孫が運営する私設科学館「理科ハウス」にご協力をいただきました。鋸南町中央公民館内の図書室に所蔵されています。

きすがうら日録.JPG

『きすがうら日録』(2019年)

 

​保田文庫をやりながら、日常の中で書き留めた感じたこと、思いついたこと、見えてきたこと

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『保田文集』 

馴染みある方々に寄稿をお願いして作った文集です。保田に生まれ育った人、長く別荘に来ている人、仕事で滞在した人など、各人がそれぞれの視点で綴った記憶の数々です。​ (2020年秋)

vernacular picture 鱚ヶ浦 別荘 保田 別荘 鋸山

​​​写真集 群像 保田海岸 

 

​昭和6年ころ、海浜保養地として賑わった保田に写真館を開業した写真師・江田晃陽氏が残した写真をまとめました。保田駅前商店街で営業を続ける江田写真館の創業者です。江田さんへは、私も幼いころからから記念写真を撮りに行きました。本書は江田写真館へのトリビュート作品です。江田写真館と鋸南町中央公民館図書室でご覧いただけます。 

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​​​なつかしの風景 

地元の高齢者介護施設・「ケアセンターさざなみ」の利用者の方に向けて同施設でケアマネージャーを務める近江祐樹氏と一緒に作った写真集です。利用者さんたちに、昔懐かしい風景をみてともに会話を楽しんでもらおうと思い製作しました。使用した写真は、昭和20から30年代にかけて保田駅前商店街の江田写真館創業者・江田晃陽氏が撮影したものです。

ケアセンターさざなみさんは、

「その人の生きてきた「ものがたり」を支える」

 

ことをテーマに居宅介護・通所介護事業を営まれています。 

​​​写真集 NEIGHBORING LIGHT

 

​保田の界隈、特に鱚ヶ浦(きすがうら)や大六(だいろく)海岸で発見した風景の写真集です。幼いころから親しんできた近所の景色たちでもあります。大六海岸にあるカフェRANGUDOSHAさんに置いてあります。美味しいコロッケとインドテイスト料理、静かな海辺の空気が魅力の素敵なお店です。

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