-2017年4月28日3 分川瀬巴水の版画作品 『石積む舟(房州)』鋸山は、房州石と呼ばれる石材の産地だった。房州石の産出は、江戸時代からはじまったとされ、明治時代には横浜港の開発資材に用いられるなど、京浜方面に出荷された。その後は東京などにも流通した。大正時代にセメントが土木材として出回ると需要が低下。戦後には栃木の大谷石が広く出回るよう...
-2017年4月20日4 分「見返り美人」の切手私は切手を収集する趣味は持たないのですが、以前に世界の切手が紹介されてた本を手にしたことがあります。小さな紙の中に美しさやかわいらしさを表現したくなるのは、国に関係なくみんな同じなんだなと感心したのを覚えています。 きょう、4月20日は毎年、「切手趣味週間」にあたるそうです...
-2017年4月17日2 分日本画家 田中一村が描いた『入日の浮島』保田の大六海岸から、浮島(うきしま)の夕景を描いた絵画作品がある。名前は『入日の浮島』という。この絵を描いたのは日本画家の田中一村(1908-1977)だ。 栃木県に生まれた一村(本名:田中孝)は、彫刻家の父から南画を教えられ、その画力は「神童」と謳われていた。1926年に...