晴れたので、車に自転車を積んで、「いちはらアート×ミックス」と市原湖畔美術館で同時開催されていた「カールステンニコライ:パララックス」展に行った。アートミックスは房総半島の内陸部の小湊鉄道沿線を舞台に現代アートの展示やワークショップが点在する催し。
駅の古い倉庫を使った「森ラジオステーション」。建物の中にはアナログラジオが数台置いてあって、日本各地の森の音がリアルタイムで聞くことができる。ユーストで流したものをラジオ化しているのだとか。都会で過ごしている人には刺激的だろう。
田畑の続く道から、湖畔と赤い橋を走り美術館へ。新緑の中房総は自転車に乗るのが心地よかった。
↑市原湖畔美術館。人間の知覚や自然現象をテーマにした作品を発表する現代アーティスト、カールステン・ニコライ。アルヴァ・ノトの名でミュージシャンとしても活動している。
パララックス(感覚的な差)をテーマにした現代美術の作品展。
画像とノイズでパララックスを作り出し、またそれを助長しているように感じた。
観終わったあと、日常的な体感の差について考えた。たとえば移ろいゆく風景とか、それを写真で撮ることとか。
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